2017年 08月 16日 ( 1 )

『マッピー』用ボーダー

新たな公共文化施設、日光市に必要なのか⁉︎

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【新たな公共文化施設、日光市に必要か⁉︎】※3分の読み時間で市民の皆さんに考えてもらいたい。

昨日、8月15日(火)の下野新聞に掲載された、市が整備計画を進めている『ふくろうの森石彫館』。

この建物は、日光市出身の彫刻家の方が、市に作品、土地、建物を寄贈されたことから、紆余曲折をたどり、計画が進められています。(詳細については、下野新聞の記事参照)

市は文化芸術の振興と観光促進の向上を目的に、2340万円の市債(市の借金)、年間460万円の経常費用を見込みます。

この事案について、端的に申し上げれば、今後、財政状況が、厳しくなる日光市において、これだけの税金を投入し、この施設の整備と維持を行うことに、どれだけの意義があるのか、疑問を感じています。

入場料無料で自主収益のない文化施設。年間の経常費用は460万円。バブル期なら笑って見過ごされたかもしれませんが、今の時代で言うならば『将来にツケを残す、文化施設の典型』と、違った意味で笑われます。

先日、市の執行部との会議で説明があり、個人的に幾つかの質問を行いましたが、納得できる意図や計画性が全く見えませんでした。

観光の回遊性を高める目的を有していると言いますが、週末しか運営をしないのに、現実味があるでしょうか。有料にすると、人が入らないから無料にする。そもそも、その時点で、この施設の必要性が問われます。

子ども達への文化芸術の教材にと言いますが、ここは世界遺産の街日光です。これだけの税金をかけなくても、生きた教材が街中に点在しています。

460万円を教育の予算として考えるならば、情報教育のために、現在、各学校に配布をしているタブレットを、一台でも多く、子ども達に行き届くようにした方が、余程、適切だと思うのは私だけでしょうか。

市は現在『公共施設マネジメント計画』というものを作り、長期的な見通しで、公共施設の整備更新費・維持管理費を抑えるため、各施設の統合と削減を進めています。その計画との整合性はどこにあるのでしょうか。

これらを含めて、市民にこの施設の必要性を問われた時に、市の執行部、我々議員は、市民に納得のいく説明が出来るのか。正直、今の状況では私には出来ません。

今後、9月定例議会の補正予算で、この施設に関する予算の審査が行われる予定です。引き続き、この施設の必要性や施設の具体的な取り組みを調査したうえで、行政側へ問いを投げ掛けたいと思います。

時には、行政が進める施策の中には、多数の市民が必要としていなくても、少数の市民を活かすため、守るために推し進めなければいけない施策もあります。公共施設を整備する事も、その役割の一つとして考えていいでしょう。

しかしながら、今回の文化施設の整備計画に関しては、その点においても、引っ掛かる部分が全く見えません。今後、行政運営をチェックしていく立場として、この事案の判断は重要な意味を持つと思っています。市民の代表として、責任のある判断を行います。

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by tetsuo45 | 2017-08-16 07:36 | Comments(0)

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